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昨今、メディアでも取り上げられることも多くなった「空き家」

 

その「空き家」が増え続けることが大きな社会問題となっています

●空き家になる理由はそれぞれあります

実家の親が施設へ入所したり、子供世帯と同居することでの転居

相続したものの当分のあいだ利用する予定がない

 

売却や賃貸を考えてるが建物の立地・状況などから難しくそのままになっている

 

などの長期的な空き家になりがちな理由もありますが、

 

入院の為に数か月、転勤の為に数年等、短期~中期的に家を空けることもあります

 

こんな時に親戚やご近所の方に管理をお願いできればよいのですが、それも難しいようです

●空き家が抱える問題

人の住まなくなった家は驚くほどの速さで傷んでいき、近隣の住民に様々な迷惑をかけてしまう場合があります

 

◎建物の崩壊などによる近隣への被害

◎庭の手入れが出来ず害虫の大量発生

◎廃棄物の不法投棄や子供のいたずら

◎放火・不審火や不審者の侵入など犯罪に利用される

  

これらは空き家の所有者が適正に管理されていないことによって生じるトラブルです

  

過去には空き家の外壁が落下して、通行人を死亡させてしまった場合もあり、所有者が多額の賠償を負うケースもあります

 

また、いざ再利用を考え長年放置していた空き家を整備しようとしても、多くの改修費がかかってしまうこともあります

 

●行政の取り組み

平成25年4月1日

下関市空き家の適正管理に関する条例が施行されました

この条例は、空き家所有者・管理者に空き家を適正に管理する責務を規定し、市として助言・指導、勧告、命令について、さらに命令に従わない所有者を公表し、それでも是正されない場合には代執行することを規定ています

平成27年5月26日

空家等対策の推進に関する特別措置法施行

この措置法では

①倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態

②著しく衛生上有害となるおそれのある状態

③適切な管理が行われないことにより著しく景観を損なっている状態

④その他周辺環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

           

「特定空家等」とし、固定資産税等の住宅用地特例の解除

も行えるようになりました

 

豆知識 固定資産税等の住宅用地特例の解除とは?

           

            

平成27年5月28日

下関市は空き家を減らすことを目的とした協定を

県宅地建物取引業協会下関支部、全日本不動産協会県本部と締結 

        

●当社の取り組み

当社では先の下関市との協定締結を機に「空き家管理サービス」を開始しました

 

ご自身で管理できない空き家をお預かりして所有者の代わりに定期巡回等を行います

   

遠方に住まわれてる方のご実家や管理の方法が分からない方、まずはご相談ください

 

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